こんにちは、しいたけです。
子供って、訳のわからない異次元の世界観で生きてますよね。
心が成熟してなさすぎて、自分が卑怯なことをやっていても気がついてなかったり、周りのことを考える前にやりたいことやってしまったり、やらなきゃならないことを自然と何かのせいにして「できなかった」状態に脳内を書き換えたり。
そして怒られるんですよね。「早くしなさい!」「するな!」「少しは考えろ!」
そして言うんですよね「でも○○が!」「だって○○だから!」
そしてさらに親は怒鳴るんですよね「言い訳するな!」
もちろん親の言い方が悪いケースも多いと思います。とても。
しかしどんな言い方をしても、嫌味になってしまったり、聞かなかったことにされたりすることも。だからと言って何も言わないというわけにもいかないですよね。
そして子供は癇癪を起こします。狂ったように。
小学生の子供が癇癪を起こした時にやってしまいがちな親のダメな行動
原因は様々だと思いますが、異常なほど狂ったように喚き散らし、癇癪を起こしてしまう時があります。少なくともうちの子(3年生長女)は結構ブチギレてます。
そして怒り狂った子供たちは、軽々と「一線」を超えてきます。
しね!消えろ!黙れ!カス!お前がやれ!?
などなど。これが小学生のセリフなのか・・・?と耳を疑うほどです。
こんな時、親としてどうすべきかわからなくなったという経験のある方も多いと思います。
そして「謝りなさい!!」とゲンコツポーズで黙らせたりなどの恐怖を利用した対処によって、無理やりごめんなさいの言葉を引き出して終わらせるパターンがありますが、このごめんなさいには当然何の意味もありません。それこそカスほども意味ないです。
だって反省に基づいた謝罪ではなく、恐怖への回避行動としての単なる発声でしかないからです。
映らないテレビを叩いて治すのと同じです。テレビは決して治ってません。そのうち完全にぶっ壊れるでしょう。
つまり子供は反省してないので、当然子供の中の怒りはおさまっていません。
内心ブチギレ状態。それを力づくで押さえ込まれて、怒りと恐怖が混ざります。頭の中ぐっちゃぐちゃです。
そしてそんなな感情を本来すくいとって寄り添ってくれるはず両親は、今回の敵。
他に助けてくれる人がいなかったらもう謎の敗北を噛み締めるしかなく、ここで涙腺が音も無く決壊するのです。
大声で泣くとごめんなさいした事実との矛盾が生じるということを本能から悟り、声を押し殺して泣くのです。
じゃあキレる子供にはどう対処するのが良いのか?
前述のように、反省なく隠れて泣く子供の様子を見て、後々になって血鬼術「ゲンコツ恐怖支配」を利用した対応を後悔したという経験をされた方も結構いるのではないでしょうか。
何か違う方法があったのでは?何の意味もなかったのでは?と。
安心してください。これを読んでいるあなただけではなく、これは多分ほとんどの小学生の親が使った経験があると思います。
では、子供が自分が悪いのに、異常なほど怒り狂っている時は一体どう言う状態に持っていけば親としてのゴールなのかというと、
- 怒りの感情を消す → 冷静になり、暴言を吐かなくなる
- 素直に謝ろうという気持ちの発生 → 反省が生まれる結果の謝罪。つまり再犯の確率が下がる。
- 声に出して「ごめんなさい」を言う → けじめ。立ち直りや関係修復のきっかけとなる。
- 素直にやることやる → 結局やらなきゃならないことはやることになるので怒られてからやるのは損という事実を認識し、文句言わずった方が楽という現実を理解する。
など、ケースバイケースですが主にこんなところかと考えられます。
上記の効能が得られる対策として、散々研究した結果ほぼ万能な素晴らしい方法を思いついたので、ここで紹介させていただきます。
突然変な顔をして強制的に笑わせる
何の前触れもなく、変顔をぶつけましょう。
一瞬余計に怒ったようなそぶりで、暴言を吐くでしょう。しかしそれは笑いを堪えるためのカモフラージュに過ぎません。
すかさず「あ、今わらったよね?わらったよね??」というと、顔を伏せて笑いを堪えます。まだここでは笑ってない!!と叫ぶでしょう。
この時点でブチギレ状態はいつの間にか収束してしまいます。簡単ですね!
その後ちょっとほうっておくとこっちを向きます。まだダメです。しばらく見てみぬふりをしましょう。
そして唐突にまた変な顔をぶつけます。全力で。
すると笑いを堪えきれずに笑顔に。さっき怒ってたよね〜?とか言っていじりつつまた変顔して手一杯笑わせてあげましょう。
そのあとは普通に別の話題をふり、普通に話すまでに持っていきます。
そこまで行ったら、「さっきどうだった?変になってたよね?」と聞くと、たいてい頷き、「素直に謝ってもいいかな・・」という気持ちが芽生えてきます。
「言うことあるよね?」「・・・ごめんなさい。」「じゃ、やることやってよ」「はぁぁああいぃ」
これでだいたい完落ちです。
先日35歳の少女と言うドラマで、母親に暴言を吐きながら「こんなこと言うつもりないのに〜」と言う心の声が聞こえてくる描写がありました。
子供のみならず大人でもあるあるだと思います。
本当は解っているんですね、最初は興奮してわからないけど、よく考えたら自分が悪かったんだって、小学生でも案外理解するんです。
【余談】最後まであやまらなかった失敗例
こっちが予定外に笑わせられ、娘が調子に乗ってしまいごめんなさいと言う空気にならなかったことがありました。
長女 「うるさい!消えろ!」
「はぁ?そんなこと言うやつが消えろ!」
長女 「ウチは税込み払ってるから消えないでいいんですぅ!」ドヤッ
「ぜ、税込み!?ぶふぉっ!!ww」
長女 「税込み払ってるから偉いんだぞ!」
「ぐ・・ゼイ・・税込み・・!!!wwww」
長女 「なにさ!税込み払えば家に住む権利あるし!消えない!!」
「税込みwwwwwwヒーっっっwwww」
– そこでしいたけ登場 –
「なになに、何払ってるって??」
長女 「ウチ毎日お菓子とか買う時税込み払ってるから!」
「ぜ、税込みwwww???!!」
– この辺りで長女、え?税込みじゃないの?もしかして何かわたし面白いこと言ってる??状態に –
長女 「税込みでしょ?!払ってるから!w」
– ここで無駄に長男参加 –
長男 「いやお前、毎日は払ってないだろ」
「いやいや長男は税込み自体払ってないよね??」
長男 「俺だって税込み払ってっから!!コンビニとかで!!」ブチギレ-
ここで腹筋崩壊!!
もうどうでもよくなってしまいました。ごめんなさい無しで解決しましたとさ!
悪く言えば「笑ってごまかす状態」ですが、良く言えば「楽しい家庭環境」ってことだと思います。賛否両論あると思いますが、上記はあくまで我が家のケースですので、同対応によるいかなる損害も私たちは責任は負いませんのでご了承ください。
いやー本当子供って異次元の生物ですよね。たまに怒りが忘れるくらい笑わせてくれます。
これも思い出。忘れないように異次元の子供等シリーズこれからも書いていこうと思いました。